貯水槽補修工事には様々な補修工事工法がみうけられます。当社はどんなライニング工事も剥離防止策はまず下地調整を第一に考えております。 右の写真は、室内に設置のステンレス水槽内部の天井部分です。ステンレス水槽は錆びないと思いがちですが、室内では換気が悪いので水槽上部の気相部は錆びます、放置状態ですとサビがサビを呼びどんどん広がり、穴が開きます。そのためＦＲＰにて穴をふさぎ、防護ライニングを施工した例です。

ビル、マンションなどの建物における給水施設の衛生管理は、人々がビルの中で衛生的に過ごすために重要な活動です。これらの給水施設が衛生的で安全な水を供給できるよう、ビル衛生管理法等にもとづき貯水槽を清掃しなけれななりません。水道法により年1回以上の定期清掃・点検・水質検査が義務付けられます。

断水時間を極力短縮するために、事前に綿密な工事計画を立てます。現場の状況に合わせて、貯水槽手配から、足場組立、解体、据付、レッカー、配管、保温、電気、廃棄処分まで安全第一で一式すべて承ります。貯水槽の設置状況によって、工法が変わってきますので、お気軽にご相談ください。

ＦＲＰ水槽は「太陽光による光酸化分解」「天候の変化による水分、湿気、ふく射熱」「大気汚染による酸化分解」などの自然現象に常にさらされ、徐々に劣化します。特に太陽光の透過は、水槽内に藻を発生させる原因となります。 この工事は高耐候性塗料や高遮光性塗料で表面処理を行うことにより耐候性向上と劣化の進行防止と同時にFRPの寿命を延ばします。